皆様、こんにちは!
栗林石油㈱Dr.Drive室蘭仲町店の三上です!
11月となり北海道では各地で初雪が観測されるなど、いよいよ冬の到来となりました。
それに伴い降雪地域ではスタッドレスタイヤに交換する時期になっており、当店でもタイヤ交換でご来店頂くお客様が増えてきております。
そこで今回は、ずばり「スタッドレスタイヤの交換目安」をご紹介させて頂こうと思います。
スタッドレスタイヤは、一見溝が残っているように見えたりすると「まだ大丈夫かな」「来年まで使えるだろう」などと思いがちですが、実は凄く滑りやすく危険な状態になっている事がありますので、装着前に以下の事を気をつけて頂きたいと思います。
まずは【製造年月日からの期間】です。
多くのタイヤの側面には「セリアル」という、そのタイヤがいつ製造されたのかを明確にする表記があります。
上の画像のような表記ですが、画像にもある通り表記の最後の数字二桁が、そのタイヤの製造年となっており、例えば18となっている場合、2018年製で、今年製造したタイヤとなっております。
タイヤは一般的に使用目安が3シーズンとなっている為、数字が15以下のタイヤは2015年より前の製造となっている為、交換が必要です。
スタッドレスタイヤは経年によりどんどん硬くなっていく為、溝が残っていても滑りやすくなりますので要注意です。
次に【タイヤの溝】です。
こちらは、皆さん気になされている部分かと思いますが、スタッドレスタイヤには性能を維持できる溝の深さを示す「プラットホーム」という目安が設けられています。
タイヤの側面にプラットホームの位置を示す矢印がありますので、定期的にタイヤの摩耗によりプラットホームが露出していないか確認する必要があり、プラットホームが露出していまっているタイヤは著しく性能が低下している状態ですので、交換が必要になります。
また他にはパンクなどでタイヤ側面に線が入ってしまっている(ひきずり痕)
何かの衝撃で側面にコブのようなものが出来ている
以上のような状態のタイヤは、その部分が弱くなっており走行中に破裂(バースト)の恐れがある事から、使用出来ませんので交換が必要となっております。
上記症状や状態に関しましては、当店にてすべて無料でチェックする事が出来ますので、気になる方は是非一度ご相談下さい!!
「タイヤは命を運ぶ」と何かの広告で目にした事がありますが、まさにその通りで、タイヤの不良による事故が毎年起きていますので、安心安全走行の為にも点検は欠かせませんね!!
ではまた次回も宜しくお願い致します。
記事担当:Dr.Drive室蘭仲町店 三上 匠