皆様こんにちは!
メラメラスタジアム仲町の三上です!!
つい先日、元プロ野球選手であり名監督としても有名だった野村克也(ノムラ カツヤ)さんの訃報が報道されました。
野村さんといえば現役選手時代はプロ野球史上初の捕手での三冠王達成や、通算本塁打において世界の王貞治に次ぐ歴代2位など、様々な輝かしい記録を持つ名選手で、監督時代は代名詞である「ID野球」と言われたデータを駆使したスタイルで一世を風靡し、「マー君神の子、不思議な子」などの有名な「ぼやき」といわれたコメントで人々に愛された名監督でした。
私自身とても好きな方でしたので残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
さて今回の記事は、この冬は暖冬、暖冬と各地から聞こえてきておりましたが、一体暖冬ってどんな冬の事をいうのか?暖冬だとどうなるのか?を調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
まず、「暖冬」とはどのような冬の事を指すかといいますと「12月~2月の平均気温が平年に比べて高い場合の冬の事」を指すようです。(平年とは1981年~2010年のこと)
あくまで平均気温が高い状態の事を指すので、12月~2月を通して気温が高かった冬のみならず、凄く気温が高い日がある一方で大寒波の日もあり、平均したら気温が高かった冬というのも暖冬に該当します。
※写真は「どこが暖冬じゃ~っ!!」と叫びながら雪かきをする白井選手です。
ちなみに暖冬の基準とは平年より12月~2月の平均気温が0.5℃以上高いというのが暖冬となる条件らしく、数字で見てみるとそんなに温かくなくても暖冬と呼ばれるんだな~というのが個人的な感想です。
(冬の平均気温が札幌は-2℃以上、室蘭は-0.6℃以上、函館は-1℃以上で暖冬)
そして暖冬だった場合、我々の暮らしにどのような悪影響が出るかといいますと、大きく分けて3つの影響があると言われています。
①農作物への影響(お米や夏野菜の不作に繋がり、価格の高騰の原因にもなる)
②経済的な影響(主に降雪地域の観光産業やエネルギー産業が打撃を受ける)
③動物などの生態系への影響(クマなどの冬眠の妨げになり、人や農作物に被害が出る)
逆に良い影響は、
①灯油などエネルギー資源の節約のよる金銭の浪費が少なくなる
②雪かき等が減り体力の浪費が少なくなる
などありますがこれは個人レベルの話で、やはりエネルギー産業や除雪を仕事としている会社にとっては大打撃で悪影響になってしまいますよね・・・。
前回の記事でご紹介した冬のイベントやお祭りも、当初は暖冬と雪不足の影響により規模縮小などが考えられていたそうで、そういった行楽の部分でも影響が出てしまうようです。
個人的には北海道の良いところは、四季折々の景色や食べ物を楽しめるところだと思っているので、寒く雪が降る冬が暖かいのは良い事では無いのかもしれません。
※記事執筆現在は大雪ですが、写真は少し前に室蘭の夜景を撮った写真で雪が無い冬の夜景写真です。
北海道に旅行に来て頂ける方々も何故わざわざ寒い冬に北海道に来るのか?と考えたら自分たちのところには無い経験をしにくるのではないかと思います。
そう考えると我々道民にとって寒い冬とは、誇れる特徴なのでは無いかと思います。
とはいえ寒いものは寒いので程々が良いですけどね!笑
皆さんも、暖冬とはいえまだまだ寒い日が続きますので体調を崩さないようにお気を付け下さいね!!
ちなみに当スタジアム事務スタッフの原田さんの家で育てているアボカドは暖冬の影響か育ちが良いそうです!笑
では、次回の記事も宜しくお願い致します!
記事担当:Dr.Drive 室蘭仲町店 三上 匠