みなさまこんにちは!
お体と愛車の健康状態はいかがですか??
「あったか七重浜診療所」副医院長の岸田です。
以前の記事で少しお話しましたが、健康診断で去年より体重が結構増えてしまっていたので、健康診断後は毎晩筋トレやランニングを行ない肉体改造に取り組んでいます!!
これから、様々な物が美味しい「味覚の秋」が訪れますので、皆さまも食べ過ぎなどには十分ご注意下さいね!
さて今回の記事は、路上で急にタイヤがパンクしてしまった時の対処方法や応急処置をお話したいと思います。
皆さんは、普段走行していてパンクしてしまった時にはどうしていますか?
タイヤがペチャンコになっている状態でも無理に走行して最寄りのスタンドなどに行っていますか?
実はタイヤの空気が抜けてペチャンコの状態で走行してしまうと、タイヤがダメージを受けてしまい使用不能になってしまいます・・・。
そこで、パンクしてしまった場合は無理に走行せず、お車を安全な場所に止め、
・スペアタイヤを積んでいる場合はスペアタイヤに交換
・スペアタイヤが無い場合は代わりの応急処置用品を使用する
以上がご自身で出来る対処方です。
今回は①の路上での正しいスペアタイヤの交換方法をご紹介します!
まずは車載工具の確認を行います。
必要な車載工具は、
・車載ジャッキ(ジャッキ本体とジャッキを上げ下げする為の工具セット)
・ホイールナットを緩めたり締めたりするレンチ(L字もしくは十字のレンチ)
以上の2つです!
その2つが見つかりましたら、いよいよスペアタイヤに交換です!
※スペアタイヤは作業を始める前にお車から降ろしてください
出来る限り「平坦で傾斜の無いアスファルトなどの硬い場所」にお車を停車してください。
※砂利などの地面でのジャッキアップは大変危険ですので絶対にお止めください
お車のサイドブレーキをしっかりと掛け、パンクしたタイヤのホイールナットをレンチで緩めて下さい。
※少し緩めるだけでナットは取り外さないで下さい
車載ジャッキをジャッキポイントにセットしジャッキの回転部を回してゆっくり車体を持ち上げて下さい。
※ジャッキポイントとはジャッキを掛けても良い部分で、お車によってジャッキを掛けても良い部分がそれぞれ決まっており、一般的にはお車の説明書にその場所が明記されています
※ジャッキの車体との接触部に溝があるので、しっかりとその溝に車体のジャッキポイントをはめ込むように設置して下さい
車体が持ち上がりタイヤが宙に浮きましたら、先程緩めたホイールナットをレンチを使って取り外し、パンクしたタイヤを車体から取り外します。
スペアタイヤをしっかり取付け、ホイールナットを奥迄締め込みます。
※後ほど更に増し締めします
車載ジャッキの回転部を上げた時と逆に回して車体を降ろします。
※足などを挟まないように気を付けて降ろしてください
最後にレンチを使い腕の力でホイールナットをしっかりと増し締めします。
※レンチに乗って締めるのはNGです(締め過ぎやボルトを傷める原因になります)
後はパンクしたタイヤや工具をお車に積んで完了です!
スペアタイヤはあくまでも応急用のタイヤとなっておりますので、装着後は速やかにガソリンスタンドなどに行きパンクしたタイヤの修理などを行って下さい!
上記の作業は危険を伴う作業となっておりますので、不安な方や作業に自信の無い方は「最寄りのガソリンスタンド」や「ロードサービス」のご利用をお勧め致します。
以上が路上でのスペアタイヤへの交換方法です!
少し記事が長くなってしまったので、続きの「応急処置用具の使い方」は次回の記事でご紹介させて頂きたいと思います!
それでは、お車をお大事に・・・!
記事担当:Dr.Driveセルフ七重浜店 岸田 祐太