皆さ~~ん!こんにちはァーー!!
「ライブハウスきの」
ガンダム大好き冨原です!
皆さんのお車は大半がオートマ車だと思います。
オートマ車の運転はマニュアル車のような複雑なシフト操作や、クラッチ操作を行わなくてすみますので、誰でも簡単に運転することが出来ますよね。
オートマ車の運転は簡単でシンプルなため、ドライバーは運転だけに集中することが出来ます。
マニュアル車での坂道発進が苦手な人でも、オートマであれば全然怖くありません。
しかし、そんな運転が簡単なオートマ車でも、間違った操作を行えば車に致命的なダメージを与えてしまうことがあります。
そこで!今回は、オートマ車の運転中に絶対にしてはいけない、危険な行動を3つご紹介します。
車が完全に停止するまで「D」から「R」へシフトチェンジしてはいけない!
これはもしかすると誰もが一度は経験のある失敗かもしれません。
急いでいたりして駐車する際に、車が完全に停止する前にシフトレバーを「D」レンジから「R」へとシフトレバーを動かしてしまったとしても、「あ、やっちゃった」と感じる程度で、「まあ大丈夫でしょ」と安易に考えていませんか。
しかしこの行為、車の心臓部であるトランスミッションや主要部品を破損させかねないとても危険な行為なのです。
車が動いている途中にシフトレバーを動かしてしまうと、車はブレーキではなく、トランスミッションの力で止まってしまうことになります。
この行為を繰り返しているとその修理に掛かる費用は、皆さんの一ヶ月の給料分以上にかかる恐れがあります。
一時停止中にシフトレバーを「N」に入れてはいけない!
赤信号なので一時停止している際にブレーキから足を離したいがため、シフトレバーを「N」にいれているドライバーは案外多いのではないでしょうか。
もしくは一時停止中にシフトレバーを「D」に入れたままにすると、トランスミッションが摩耗すると教えられたため「N」にする人もいるかも知れません。
しかしほとんどの場合、シフトレバーは「N」より「D」に入れた方が良いのです。
シフトが「N」状態の場合、当たり前ですが車は操作を受け付けなくなっています。
緊急時に急な操作を行う必要がある場合でも、操作が遅れてしまう可能性が高くなります。
そのため赤信号で一時停止している時にはシフトを「D」に入れ、足はブレーキの上で待つのがベストなのです。
下り坂でシフトレバーを「N」に入れてはいけない!
下り坂でシフトレバーを「N」に入れておく事が燃料の節約になると考える人も多いでしょう。
一見、この行動は理にかなっているように思えます。
坂道を下っているのだから、シフトレバーを「N」に入れていれば重力の力だけで進めるので燃費が良くなりそうなものです。
しかし実際、オートマ車の場合はシフトギアが「D」に入っていても、坂道を下っている場合には燃料を節約するように作られているのです。
そして、先述の理由と同様にシフトギアを「N」に入れた状態の場合、緊急時に咄嗟に車を操作する事が出来ないという危険性があります。
「N」の状態では減速する事しかできず、必要であっても速度を上げる事が出来ません。
また、この状態のエンジンは最低限の回転数で回っており、オイルポンプも最低限のスピードで動いている状態です。
そのためエンジンの冷却効率が悪くなり、エンジンが摩擦と熱でダメージを負う事になるのです。
いかがでしたでしょうか。
オートマ車は万人が簡単に運転する事が出来る、非常に優れた高度な技術のたまものです。
しかし、繊細なシステムであるがゆえに間違った操作をしてしまうと故障させてしまう場合があります。
今回ご紹介した行為は誰もがやってしまう可能性のあるものばかりです。
正しい操作で楽しいカーライフを送ってください。
また、車でわからない事があれば、お気軽にアーバンきの店に来店してスタッフに聞いてください。
皆様のご来店お待ちしております。
記事担当:Dr.Drive アーバンきの店 冨原