みなさんこんにちは(*^_^*)
5月はコロナウィルスの影響で自粛生活を余儀なくされ、ストレスが貯まっていらっしゃる方も多くいるかと思います。
また、お亡くなりになられた方々に対し謹んでお悔やみ申し上げます。
そして命がけで懸命に努力頂いております医療従事者の皆様には心からの感謝と敬意を表します。
北海道も緊急事態宣言が解除されましたが、終息までにはもう少し時間がかかりそうですね。
今後も気を緩めることなく消毒や、マスク着用をし、早く元の生活に戻れる日が来ることを心から願っております。
さて、今回は「車の給油口の向き」についてお話しようと思います。
先日お客様との会話の中でこの話題になり、どうして給油口は同じ向きについていないのだろうと訪ねられましたが、きちんとお応えできず、気になって少し調べてみました。
車の給油口はどうして左右どちらかに統一されていないのでしょうか??
調べてみたところ、「左右」はもちろん「前後」にも設置することができるそうです。
「道路運送車両の保安基準の細目定める告士」によると~燃料タンクの注油口及びガス抜口は、排気口の開口方向になく、かつ、排気管の開口部から300mm以上離れていること~とされています。
つまり車のマフラーの出口から300mm以上離れていれば大丈夫ということですね。
高熱を帯びるマフラーと引火物である燃料を入れる給油口はできるだけ離す必要があり、昔の車にはだいたいマフラーの反対側に設置されていました。
近年はマフラーの耐熱性能が向上され、火災を防止するために位置を決めるという考えは薄まってきてはいますが、基本はマフラーの反対側にあるのがほとんどだそうです。
各メーカーによって給油口の向きが統一されはじめてきています。
●トヨタ・レクサス ⇒ ほとんどが「左」
●ホンダ ⇒ 全車が「左」
●日産 ⇒ 左右混合
●マツダ ⇒ ほとんどが「左」
●スバル ⇒ ほとんどが「右」
●スズキ ⇒ ほとんどが「左」
●ダイハツ ⇒ ほとんどが「左」
●三菱 ⇒ ほとんどが「左」
現行の国産車において「左」が多数派で、日産の場合はコンパクトカーや軽自動車は左が多く、セダンやスポーツカー・SUV・商用車は右が多いようです。
スバルは基本的に右、OEM車は左となっているそうです。
その他一部の商用車やRV(ランクル・パジェロなど)は左が基本となっています。
この給油口の向きは車内で確認することができる事をご存知でしたか??
ガソリンメーターに給油マーク横向きの三角形があり、右側を向いていれば給油口は右側、左側を向いているなら左側に給油口があります。
ただし、2000年以前の車や給油口が隠されたようなデザイン性の高いモデルの場合はガソリンメーターに矢印がないこともあります。
余談ですが、このマークは2000年頃から誰にでもわかる「ユニバーサルデザイン」として世界中の自動車メーカーで採用されはじめたそうです。
車に携わる仕事し、車を所有し運転しているにも関わらずまだまだ知らないことばかりで日々勉強を重ねてまいります。
車には様々なたくさんの機能があるので、それをうまく活用し、より快適なカーライフを過ごせるようにしていけたらいいですね♪
記事担当:Dr.Drive藤野中央店 植松 ノリ子