こんにちは!
当ホテル総料理長こと 工場長の小林です(^.^)
季節の移り変わりは早いものでもう〝師走″12月になりました。
山々はすでに雪化粧し、吐く息も白くなり厚手のコートや暖かいインナーを過ごせなくなってきましたね(><)
今年初冬からの厄災であろうコロナ禍で、皆様におかれましてはソーシャルディスタンスやマスク着用、消毒や手洗いもそうですし、更には店舗の営業時間制限や休業、離職等生活に直結する影響で、ご苦労されているかとおもいます。医療に従事されている方々おかれましては言い尽くせないご苦労もあり、心中をお察しいたします。
さてタイトルにある『愛車の天敵』とありますが、その『天敵』とはズバリ【錆(サビ)】なんです!
錆と言っても赤サビ、青サビ、黒サビ、白サビなどに分けられます。
今回は特に車の使用されている金属部分に影響を与える『赤サビ』についてお伝えしたいと思います(以下、サビと略称致します)。
これからの季節、マイナス気温になってくると、道路上の水分が凍結して起る‶アイスバーン″となります。いわゆるツルツル路面ですね!
主要幹線道路や高速道路ではアイスバーンを防ぐために‶融雪剤″が散布されます。
この融雪剤にも種類があり、主に塩化カルシュウムや塩化ナトリウム、酢酸カルシュウムマグネシウム、岩塩…他があります。
特に塩~…という種類の融雪剤は、車体の金属部位に付着し水や空気(酸素)と触れる事で酸化し、赤い色の‶サビ″が発生し、そのままにしておくと‶サビ″が進行し、金属部位を腐食させてしまいます。
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その‶サビ″にはどのような悪影響があるかというと…
・車両のボディやフレーム(骨格)への腐食
・マフラー(排気管)への腐食
・ブレーキ(制動)への不具合
主にこのようなトラブルを多く発生させます。
それぞれの、詳しい説明を致します。
・車両のボディやフレーム(骨格)への腐食
特にフレーム(家屋で例えると家を支える柱や梁の役割)がサビにより穴が開いてしまうと、人や荷物を乗せて走行する為の強度を保てなくなり、安全な走行が出来なくなります。次回の車検の保安検査に合格できなくなります。
・マフラー(排気管)への腐食
マフラーにサビの腐食がありそれが進行して穴が開くことで、通常よりも大きな‶排気音″が発生し、騒音になることもあります。
腐食した箇所によっては、有毒な排気ガスが触媒により‶浄化″されず、車内や大気中に漏れ出すこともあります。
その他、マフラーを車体と吊り下げている部分が腐食し進行すると、マフラー自体の重さに耐えきれず車体から脱落し、場合によっては走行中に他の車両に衝突したという事故事例もあります。
・ブレーキの不具合
ブレーキは車を停止させたりする重要保安部位であります。そのブレーキの可動している箇所が腐食により滑らかに動くことが出来ず、‶制動力(止める力)″の妨げになる場合があります。
ブレーキペダルを踏むとキーキーと音がしたり、ハンドルがブルブルと震えたりする症状も出たりします。
ブレーキのトラブルによる修理依頼は当整備工場とても多い案件です。
防ぎようのないトラブルの場合もありますが、サビはある程度予防することも出来ます。
これから降雪シーズン融雪剤が散布されますので、まずは雪道を走行したら洗車をして、融雪剤が付着した所を高圧のスプレーガンなどで洗車してあげましょう!
特に車体の‶下回り″やタイヤハウスの中を中心に洗ってあげてください!
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車両の下回りに施工する『防錆塗装』もオススメです!
尚、当店では愛車の下回りなど気になるお客様に、ピットにあるリフトで下回りの状態を無料で点検致します(予約制)。
防錆塗装やボディコーティングのお見積もり・ご相談もお受けしています。お気軽にお問合せ下さい!
今年のハピプロ記事はこの記事で最後となりますが、令和2年も残すところあとわずかとなりました。
皆様には今年1年大変お世話になり心より感謝申し上げます。
来年も本年同様のご愛顧のほどよろしくお願い致します。
記事担当:Dr.Drive セルフ雁来インター店 小林