皆さんこんにちは!お久しぶりです。「ライブハウスきの」冨原です!!
私事ではございますが6月に健康診断を控えてまして。
健康診断の数ある項目の中でも数値が気になる1つに「血糖値」があります。
「血糖値」が高いと糖尿病になる恐れがあります。
糖尿病になってしまうと中々元に戻すことは難しく、一生ものの病気になりかねません。
そうならないために、血糖値を良い状態でコントロールすることが大切です。
そこで血糖値を下げる事はもちろんですが、血糖値の上昇を緩やかにすることがとても重要になってきます。
対策は薬の服用や適度な運動、そしてやはり、私たちの生活に欠かせない、毎日の食事をどうするかで効果にもかなり差が出ます。
そこで今回は「血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できる食品4選」をご紹介します。
① 玉ねぎ
玉ねぎは血液をサラサラにする効果があることで有名です。
「血栓予防作用」があり、その作用で血管の詰まりを防いでくれます。
また、「イソアリイン」という成分も含まれており、インスリンの働きを促す効果も期待できるのです。
ちなみに加熱しても生のままでも効果はありますが、水溶性のため水にさらすのは、あまりおすすめできません。
玉ねぎは血管の健康には、とても良い食べ物ですが、糖分も多く含まれているため、一日の摂取量の目安は4分の1から半分が理想的です。
② オクラ
オクラも血糖値コントロールには効果的な食品のひとつと知られています。
血糖値に効果的な成分が「テクチン」という食物繊維で、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
ネバネバの食べ物は体に良いとされています。
例えば納豆なんかもそうですがテクチンが食物繊維の一部として含まれているからです。
また、オクラには現代人に不足がちな「マグネシウム」や「亜鉛」などのミネラル成分も豊富です。
特にマグネシウムにはインスリンの働きを助ける効果もありますので、積極的な摂取を心掛けたいですね。
③ 酢
「お酢」と聞いただけでも健康的ですが、実際お酢の主成分の酢酸には、脂肪の合成を抑制させる働きや、脂肪の分解を促進させる成分が含まれています。
そして、その効果は毎日お酢を「15ミリリットル」摂取することで、血糖値の上昇が緩やかになることが科学的に証明されているのです。
ちなみに15ミリリットルとはスプーン大さじ一杯程度で、毎日摂取するのにも決して苦ではない量です。
摂る時間はいつでも良いですし、お料理に少し足したり・お料理の仕上げに使ったり、ドレッシング、飲むお酢などでも気軽に続けられます。
酢酸が体内で代謝される際、体内のエネルギーを維持するために酵素が作られます。
この酵素が実は凄く、運動したときに活発化する酵素と同じなのです。
つまり、お酢を摂るだけで運動しているのと同じ現象が体内でも起こっているということになります。
この素晴らしい酢酸の働きが食物繊維やエネルギー代謝を良くするビタミンB群と組み合わさると、さらなる糖の抑制効果が期待できます。
食物繊維が豊富な野菜でピクルスを作って常備菜として保存しておけば、毎日のお酢の摂取も簡単にできますね。
飽きがこないように、いろいろなレシピを試してみるのもよいでしょう。
④ 大麦
大麦と聞くとあまりピンとこない人も多いかもしれませんが、「オートミール」「グラノーラ」「麦ごはん」だとどうでしょうか。
現代では朝食に取り入れている人も多いかと思います。
この大麦に含まれている成分の水溶性食物繊維「ベータグルカン」には、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
もちろん小麦にもベータグルカンは含まれていますが、穀物の中では大麦のベータグルカン含有量が一番多いのです。
大麦は水分を多く吸収し膨らむため少量でも満腹感を得やすく、食べ過ぎの防止にもつながります。
一般的には五穀にはマグネシウムを多く含んでいるため、五穀米などを普段から積極的に摂取するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
毎日の食事に少しの心掛けで血液の改善効果が期待できるのは嬉しい事です。
血液ひとつで自分の健康状態がわかってしまう程血液の健康は私たちにとって重要な問題です。
そんな血液だからこそ、いつまでも健康に保っていきたいですね。
自分も気を付けますが、皆さんも健康に気を付けて下さい。
記事担当:Dr.Drive アーバンきの店 冨原