こんにちは。
今年は初雪がとても遅いですね!!
先日はテレビでも記録的な遅さと報道されておりました。
暖かいことは非常に有り難いですが、そろそろ厳しい寒さが襲ってきそうですね!
皆様、冬支度は完璧でしょうか??
今回は、軽油に関するご案内です。
近年、クリーンディーゼル車が増えてきておりますが、
その燃料である《軽油》には5つの種類が存在しています。
地域や季節により、我々ガソリンスタンドで扱う軽油は異なっているのです。
おもな違いは、流動性が保たれる最低温度「流動点」。
流動性が確保されなくなると、油のワックス成分が固まってきて、目詰まりしやすくなります。
年中暖かい沖縄では、年間通して「特1号」が使用されていますが、関東では6~9月が「特1号」、12~3月は「2号」、その他の時期には「1号」と使い分けられています。
私たち北海道も「3号」と「特3号」とで使い分けされているのです。
冬に旅行で本州に行き、ガソリンスタンドで軽油満タンにし、船で北海道に戻ってきてエンジンをかけようとしてもかからない。又、途中でエンジンが止まってしまう・・・。
寒冷地域に入ったら、極力現地の軽油を給油するようお願いします。
なかなかケースが限られていますが、ディーゼル車をご利用の方は、頭の片隅に入れていただけるとトラブル防止に繋がります。
また、ガソリンスタンドで給油に関する【誤給油】にも要注意です!
軽自動車を所有される方も年々増加しておりますが、
(軽)自動車=軽(油)と判断し、誤った給油をしてしまう事例も増えてきております。
実は、日本国内で走っている軽自動車は全てガソリン車なのです!
私たちガソリンスタンドスタッフは、先輩から指導してもらえますが、購入したばかりの車、レンタカーや代車など、どの燃料を給油したらよいのか困った経験をされた方もいらっしゃるのではないのでしょうか?(セルフ店をよくご利用の方は特に)
誤った燃料を使用してしまいますと、エンジントラブルや故障にも繋がってしまいます。
少しでも自信の無い時は無理をせずに、お気軽にスタッフまでお声掛け下さい。
又、使用燃料は車検証にも記載されておりますので、困った時は是非、確認してみてください!
記事担当:Dr.Drive藤野中央店 長谷川 誠